アパレル生産管理とは③
2022.11.18
C3-NET(シーキューブネット)とは何者なのか?
今回も②に続き「アパレル生産管理」について、個人的な考えを述べたいと思います。
【 目指すはスーパー生産管理!但し経験無くしては成せず 】
前々回のブログ、②で書いたことの意味は、生産管理は今後「アクティブ・能動的」であるべき、と言い換えられます。
しかし現実はそう安易ではなく「パッシブ・受動的」な性格が強い職種であることは否めません。
特に組織的な動きの中で「今日から生産管理の指示に従ってください」とはならないもの。
なぜならばディレクターやMD、営業や企画を含め、すべての職種に協力してもらうということは、すべての職務内容を理解していなくてはならないからです。
そこで必要な要素ですが…
1)高いコミュニケーション能力
2)高い向上心
実はこの2点をクリアすれば十分と思われます。
しかしながら「簡単」ですよね、とは誰も思わないでしょう。
書き出してみると良くわかります。
1)高いコミュニケーション能力
・社内のどこの部署に行っても顔見知りがいる
・様々な情報が常に集まる
・先回りしてすべきことが見える
・取引先の誰とも気軽に意思疎通ができる
・問題の把握が早まる
etc.
2)高い向上心
・他の職種の専門性を自分に取り込む学習意欲
・新しい加工技術や素材情報の吸収力
・業務の一歩先を読めるようになる理解力
・取引先と同じレベルの言語を持って会話ができる知識欲
・事前に小さな問題を発見し対応する積極力
etc.
そう、実は1)も2)はリンクしており、同じことを指し示しています。
結果的に「高い向上心」を実践するのみです。
「学習意欲・吸収力・理解力・知識欲・積極力」
これらの「欲」と「力」を持って実践するだけです。
しかしまだ「簡単」と誰も言えないと思います。
足りないものがあるのです。
「経験」です。
私なりの答えです。
「経験」に裏打ちされた「学習・吸収・理解・知識・積極」を継続すれば理想とする、将来の生産管理像が浮かび上がります。
(力×2+欲×3)+経験 =スーパー生産管理士の誕生です!
如何でしょう。
少しは「簡単」に思えたなら、皆さんも私と一緒に目指してみませんか?
モノづくりの「どこか良いところ紹介して」…そんな時はシーキューブネット。
ヨモ タケシ